最近よく耳にする「カウンセリング」や「カウンセラー」という言葉。 では、実際にカウンセリングを受けるとなったら、カウンセリングではどのようなことをするのでしょうか。

カウンセリングは、カウンセラーが相談者の方のお話をじっくり聞くことから始まります。そして相談者とカウンセラーの対話を通して進めていきます。それまでの人生における体験や人間関係など、過去に遡ってお話を伺う場合もありますし、症状や問題にターゲットを絞って解決法を共に考えていく場合もあります。 基本的にカウンセラーは相談者にアドバイスや答えを与えるのではなく、相談者の気づきを促し，自身の持っている力を引き出すような働きかけをしますが、時には助言を行うこともあります。少し抽象的ですが、対話を通して相談者が持っている本来の力を十分に発揮できるようにサポートする、という感じでしょうか。

イメージとしては、マラソンのコーチと思っていただければよいかと思います。コーチは自分自身が選手の代わりに大会で走ることは出来ませんが、選手に声をかけてアドバイスや励ましを与えたり、伴走したりして選手をサポートしますね。同様にカウンセラーも相談者の方のサポートをしていくものなのです。

何か困ったことがあったら、カウンセラーに相談してみましょう。