コラム

~アドバンテッジEAPの生い立ち~

アドバンテッジEAPのご案内のサイトをリニューアルしました。

このコラムを通じて、アドバンテッジEAPや職場でのメンタルヘルスケアの実情について様々な情報をご提供できればと思っています。

今回は、アドバンテッジEAPの生い立ちについてお話します。

このプログラムは、EAP(Employees Assistance Program)と名付けてはいますが、他のEAPとは全く異なる独自のコンセプトを持っています。

それは、1999年、まだ世の中でメンタルケア、とかうつ病という言葉が日常的になる以前に、職場での長期休職者への経済的支援制度の導入をサポートしていたアドバンテッジリスクマネジメント(ARM)と、企業における産業医を数多く手がけている東京海上日動メディカルサービス(TMS)の出会いから始まりました。

コンセプトは、次の3点に絞られました。

  • •早期発見早期対処
  • •能動的アプローチ(相談窓口を開いて待っていても来てくれない)
  • •医師による疾病判断と対応

様々な議論と試行錯誤の末、職場の全員を対象にメンタルチェックを定期的に行い、対応が必要な可能性のある方にはカウンセリングを促すフォローを行うという、現在のサービスの原型ができて来ました。

実は、この流れは体の健康診断と事後措置の流れと殆ど同じでした。そこで、このメンタルチェックを「ココロの健康診断(eMe)」として紹介するようになりました。

次の課題は、これを実現するためのインフラの開発でした。職場の一人一人にきめ細かな対応を提供するためには、インターネットなどの環境を整備することが重要になります。

次回は、EAPを支えるインフラについてお話します。

ココロの健康診断eMe(イーミー)e-Mental exam
イーミー
『ココロの健康診断eMe(イーミー)e-Mental exam』は、日本や米国で50年以上にわたり広く普及している心理検査をベースとして、東京海上日動メディカルサービス社とアドバンテッジ社が共同で開発したアセスメントです。回答パターンを統計的に分析することにより、回答者のパーソナリティーをある程度客観的に評価することができます。 アドバンテッジEAPでは、実態把握のため「ココロの健康診断eMe(イーミー)」を活用しています。eMeは単なるセルフチェックではなく、EAP担当医が要対応者の実態を把握することにねらいがあります。
eMeは、パーソナリティ診断(初回と3年に一度)187問と、ストレス診断89問(半年に1回)の89~276問の質問にご回答いただき、個人の性格の特徴とストレス状態を診断します。
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