コラム

単身赴任のケアについて良い方法はありますか?

もしもあなたが単身赴任になった場合、どんな風に思うでしょうか。家族と離れて、一人で自由に過ごせる!と嬉しく思うでしょうか。それとも、一人になるのは寂しい…、と思うでしょうか。 一人で楽しく過ごすことができれば何の問題もないのですが…もし、とても嫌なことがあった場合や、単身赴任という環境の変化から、身体や気持ちの調子が悪くなった場合には、一人で生活するのは大変ですね。家族と四六時中一緒にいると、イライラしたり喧嘩になったりすることもありますが、困ったときや、具合が悪い時に最初に気づき、助けてくれるのが、いつも一緒に生活している家族です。その家族と離れてしまう単身赴任は、やはりどこか心細いことも多いのかもしれません。

では、どんなことが単身赴任のケアになるのでしょうか。 仕事も忙しく、一人の部屋に帰っても誰も話す人もいないし…ケアなんて、と思うかもしれませんが、一番手っ取り早いケアは、自分自身で行うセルフケアです。自分の好きなことや趣味などでリフレッシュすることや、自分自身が気持ち良い!と思える日々の小さな工夫をすることも良いですね。また、少し元気がないな…という状態など、家族といると気がついてもらえることでも、一人で生活していることで見過ごされるなんてこともあるかもしれません。そういうことのないように(周囲の誰かに気づいてもらえるように)、できるだけ普段から、職場の同僚や上司など、周囲の方と良好な関係を築いていくことも大切です。 また、会社によっては、単身赴任のためのいろいろな制度があると思います。例えば、帰宅のための旅費を一部負担してくれるとか。そういう制度を十分に活用することもケアの方法だと思います。

それから、忘れられてしまいがちですが、残された家族のケアも大切です。離れていると、伝わりにくいこともあります。「もしかして、○○なんじゃないか?」と一人で想像しては心配になる…ということも起こり得ますので、積極的にコミュニケーションを取り、お互いが無駄な心配をしなくても良いようにすると、家族もご自身も、日々気持ちよく過ごせるのではないでしょうか。 当たり前のこと、と思われる方もいらっしゃると思いますが、当たり前のことが実はとても大切なことの場合が多いです。気持ちよく過ごせるように、ご自身に合った工夫を見つけてくださいね。

【東京海上日動メディカルサービス株式会社 健康プロモーション事業部】

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